Infrastructureエージェントをインストールする前に、設定するシステムとオンホストインテグレーションが要件を満たしていることを確認します。また、New Relicアカウントも必要です。無料サインアップクレジットカードは不要です。
プロセッサアーキテクチャー
Infrastructureエージェントは次のプロセッサアーキテクチャに対応しています。
- Linux:x86プロセッサアーキテクチャ用の64ビット(64ビット版のパッケージマネージャーとその依存ファイルも必要)
- Windows:x86プロセッサアーキテクチャ用の32ビットと64ビットの両方
- ARM:AWS Graviton 2プロセッサを含むarm64アーキテクチャは、互換性のあるLinuxオペレーティングシステムでサポートされています。オンホストインテグレーションもサポートされています(Oracleインテグレーションを除く)。組み込み型ログ転送はまだ使用できません。
- macOS(ベータ版):64ビットx86プロセッサ(M1プロセッサはまだサポートされていません)。
オペレーティングシステム
Infrastructureエージェントは、メーカーの製品寿命までこれらのオペレーティングシステムをサポートします。
オペレーティングシステム | Infrastructureエージェントのサポート対象 |
---|---|
すべてのバージョン | |
バージョン7以降 | |
バージョン8(「Jessie」)以上 | |
Docker 1.12 | |
バージョン1.10~1.16でテストを実施 | |
バージョン6以降 | |
バージョン 11.4、12.1、12.2、12.3、および 12.4 | |
LTSバージョン 16.04.x、18.04.x、20.04.x | |
Windows Server 2012、2016、2019、およびサービスパック Windows 10(Infrastructure エージェントのみがサポートされています)。 | |
macOS 10.14(Mohabe)、10.15(Catalina)、11(Big Sur)。 |
Amazon BottleRocketワークロードを監視することもできます。
- EC2インスタンスを実行している場合、コンテナ化したエージェントを使用します。
- EKSで、Kubernetesインテグレーションをインストールします。
- ECSクラスタについては、ECSインテグレーションをディプロイします。
固有ホスト名
Infrastructureエージェントは、ホスト名を使用して各サーバーを一意に識別しています。単一のホスト名に複数のサーバーが集約されることでメトリクスが不正確になるのを避けるため、モニタリング対象の各サーバーに固有のホスト名が設定されていることを確認してください。
- オプションの
display_name
設定を使用して、デフォルトのホスト名を上書きしてください。 localhost
という名前のサーバーは、デフォルト名であり、本質的に固有ではないため、レポートされません。
アクセス権限
Infrastructureエージェントには以下の権限が必要です。
- Linux:初期設定では、エージェントがroot権限で実行およびインストールされます。また、特権的もしくは非特権的実行モードも選択できます。
- Windows:エージェントはAdministratorアカウントでインストールする必要があり、実行にはAdministrator特権が必要です。
- macOS:エージェントは、どのユーザーアカウントからでもインストールできます。
ライブラリ
エージェントのバージョン1.1.19以降では、Infrastructureをインストールするためにlibcap
ライブラリが必要です。これは、ディストリビューションの公式リポジトリにあります。
ネットワークアクセス
New Relicにデータをレポートするため、Infrastructureエージェントは特定のドメインとポートへの送信アクセス権限が必要です。お使いのシステムが、これらのドメインへの接続のためにプロキシを必要とする場合は、proxy
設定を使用してください。
コンテナソフトウェア
Infrastructureエージェントは、ホストサーバー上にインストールされた場合、Dockerコンテナをインストゥルメントします。Infrastructureエージェントは、Dockerバージョン1.12以降に対応しています。
CPU、メモリ、ディスク使用量
Infrastructureエージェントはかなり軽量です。一般的な CPU、メモリ、ディスク使用量については、エージェントのパフォーマンスオーバーヘッドをご覧ください。サポートされるファイルシステムの詳細については、「ストレージのサンプル属性」をご覧ください。
設定管理ツール
Infrastructureエージェントは、いくつかの設定管理とディプロイツールを使用して、プログラミングでディプロイできます。
その他のヘルプ
さらに支援が必要な場合は、これらのサポートと学習リソースを確認してください:
- Explorers Hubでは、コミュニティからのサポートを受けたり、ディスカッションに参加したりすることができます。
- 当社サイトで答えを見つけて、サポートポータルの使用方法を確認してください。
- Linux、Windows、およびmacOS向けトラブルシューティングツールであるNew Relic Diagnosticsを実行してください。
- New Relicの とandドキュメント をご確認ください。