Javaエージェントは、コードを自動インストゥルメントするため、モニタリングアプリケーションを起動できます。ランチャーを使用、または本ドキュメントの説明に従って基本的なJavaエージェントのインストレーションを実行できます。
1. インストールの前に
次の点をチェックします。
- New Relicアカウントにサインアップしていることを確認します。永久無料です。
- 互換性と要件を確認します。
- 環境で追加または代わりのインストールステップが必要かどうかチェックします。
2. エージェントの取得
curl
またはInvoke-WebRequest
(PowerShell)、またはNew Relic UIを使用して、newrelic-java.zip
をダウンロードします。
3. エージェントの設定
newrelic.yml
で、エージェント設定を使用して基本的なセットアップをする方法は次のとおりです。
ヒント
高度なインストールについては、環境変数、Javaシステムプロパティまたはサーバーサイドコンフィグレーションで設定をパスできます。この設定の優先順位について理解するには、Javaエージェント設定: Configファイルを参照してください。
Javaエージェントでは、スタートアップ時に、license_key
とapp_name
の設定が必要です。その他すべての設定はオプションで、Javaエージェント設定: Configファイルで確認できます。
解凍したインストールファイルに移動し、newrelic
サブディレクトリ内でnewrelic.yml
を編集します。
license_key
のある行を検索します。'<%= license_key %>'をライセンスに置き換えます。例:
license_key: 456n20n1367ov2s174v51nvn789d21s67v26NRALapp_name
のある行を検索します。My Applicationを、アプリケーションの特定に役立つ名前に変更します。例:
app_name: Tax Calculatorヒント
アプリケーションの命名法についてのヒントが必要な場合は、アプリケーションの命名を参照してください。
エージェントロギングおよびディストリビューティッド(分散)トレーシングなどのオプション設定を追加(または後で追加)します。
newrelic.yml
を保存して終了します。
4. エージェントのインストール
Javaエージェントのインストールでは、解凍したすべてのNew Relicファイルを、アプリケーションサーバー/コンテナのディレクトリ構成にコピーします。たとえば、/opt/newrelic
ディレクトリを作成できますが、ファイルを他の場所に置きたい場合は、次の点を確認してください。
- ディレクトリ内の.jarファイルは、クラスパスには置けません。
- .jarファイルは、
java.endorsed.dirs
で指定されたディレクトリには入れられません。
Javaエージェントをインストールするには、
アプリケーションサーバー/コンテナディレクトリで、New Relicファイルのディレクトリ(例、
/opt/newrelic
)を作成します。すべてのNew Relicファイルを、解凍した
newrelic
ディレクトリから新しいディレクトリにコピーします。Javaの開始時に、アプリケーションサーバー/コンテナにこのオプションが含まれることを確認します(ツールまたはフレームワークを使用してこれを実行する方法のヒントについては、JVM引数を参照してください)。
-javaagent:/full/path/to/newrelic.jar
アプリケーションサーバー/コンテナを起動、または再起動します。
アプリのトラフィックを生成してから、APMの概要ページ にデータが表示されるまで数分待ちます。何も表示されない場合は、トラブルシューティングの手順に従ってください。
5. インストール後のタスク
newrelic.yml
を使用して設定している場合は、次の点を考慮します。
newrelic.yml
ファイルのパーミッションをデフォルトの値から、アプリケーションサーバープロセスのオーナーのみ読み取り/書き込み可能な値に変更することをお勧めします。- その他の重要なファイルについては、
newrelic.yml
がバックアップルーチンの一部となっていることを確認してください。 - New Relic Diagnostics を使用して、デプロイの前後に設定を検証することをお勧めします。
次のステップ
考慮する追加のトピックは、次のとおりです。
- Dockerについての質問に関しては、Docker用New Relic Javaエージェントのインストールを参照してください。
- New Relicでアプリを表示し、ユーザーインタフェースに慣れます。
- APMに関するドキュメントをお読みください。たとえば、概要ページ、JVMメトリクスページ、トランザクションページ、およびその他のパフォーマンスモニター機能を読んでください。
- NRQL(New Relic Query Language)を使用して、データをクエリします。
- デフォルトで監視されないアプリケーションのアクティビティに対するカスタムインストゥルメンテーションおよび非同期インストゥルメンテーションの設定方法を学びます。
その他のヘルプ
さらに支援が必要な場合は、これらのサポートと学習リソースを確認してください:
- Explorers Hubでは、コミュニティからのサポートを受けたり、ディスカッションに参加したりすることができます。
- 当社サイトで答えを見つけて、サポートポータルの使用方法を確認してください。
- Linux、Windows、およびmacOS向けトラブルシューティングツールであるNew Relic Diagnosticsを実行してください。
- New Relicの とandドキュメント をご確認ください。